留学で感じた ここがおもしろい海外日常編

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KOUがアメリカに医学留学で滞在し日常生活で感じた、ここが日本と違って面白いと感じた内容を紹介したいと思います。些細な内容ですが、こういったところにも国民性が現れているのかなと感じたので、紹介しようと思います。

On-timeではない・荒れる交通手段

日本の交通手段は遅延もなく正確であると評判が良いですが、アメリカでは時間通りが珍しいのではという印象です。それ以前に、時刻表というものがあるのかと疑問に思うことがあります。市内の近郊列車などは、次の電車が来るまでの時間で表示されます。また、長距離列車のAmtrakも、プライベートで行った時も含めて、電光掲示板には数多くDelayの文字を見かけ、1~2時間の遅延は日常的に見ることができました。

ただ、広大なアメリカ大陸を結んでいるので、その分も含めてしょうがないのでしょう。

ただアメリカやその他イギリスやフランスなども含めて、日本の電車やバスの清潔感はとても素晴らしいことだと思います。また、車内放送も日本のものは録音放送で聞きやすい点も誇るべきことでしょう。

ロンドンのバスなんて、バス停名の放送はマイクに息吹きかけているのかという、そんな経験が大多数です。

日本の電車はラッシュがとても混むというイメージがありますが、その点はニューヨークもロンドンも、タイなどどの場所でも世界共通で、天井が高く・つり革の本数も比較的確保された日本の電車は、環境としても快適な方だと思います。

また、日本では整列乗車がルール・マナーとなっていますが、海外ではまず停車位置が決まっていないことが多いので、ホーム全体に広がって電車を待ち、自分の前にドアがあるとラッキー、無かったら全員が乗り込む前に閉じてしまう魔の扉に入り込まなければならないので、スリリングなものとなっています。日本の停車位置にぴったり止める技術も世界最高レベルだと思います。

また、バスにおいては都市部から少し離れるとバス停に時刻表もなく、看板1つといった場所も多く見られます。この辺も時刻通りで走らす気が無いのかと、思ってしまいました。

ただ、インターネットで時刻を調べると、時刻表とその隣に実際に何時にそのバス停に付くかの予想も書かれているので、逆に分かりやすいのかもしれません。日本では、高齢者などのネット普及率を考えると、アメリカならではと感じます。

電車関連でビックリした経験を1つ紹介すると、イギリスでの中距離電車、日本での東海道線のような位置づけの電車に乗っていた時の話です。ケンブリッジ駅に私KOUは降りる予定でしたが、電車が10分程度遅れて到着したので、扉を開けたと思ったら2秒程度でドア閉じて出発したのです。それを乗客とホームにいた人が叫んで、電車を叩いて抵抗したため10mほど先で止まってもう一度扉を開けたことがありました。日本での安全性を考えるとあり得ない話ですし、意外と遅れを取り戻そうという意気込みはあるのかと度肝を抜かれました。

清潔面であったり、時間通りなど快適な電車としては、ドバイでの自動走行のドバイメトロはおススメです。さすが日本の会社が施行しただけあり、日本式です。また、法律的にも電車内での飲食が禁止であったり、女性専用車があったりと驚きました。

車のカギの閉め忘れも心配なし

海外から日本に帰国すると、日本の交通ルールは平和だなと強く感じます。クラクションは日本で運転しているだけだとめったに聞くことは無いかと思いますが、海外では日常茶飯事。他の車が邪魔で鳴らすこともありますが、車線変更したいときにも、自分の存在を知らしめるかの如く、クラクションを鳴らしながら進入していき、こういった点も自己主体的な国民性の表れとも取れます。

海外で一番運転したくないと感じたのは、これまたドバイ。さすが車社会で土地が広いだけあって片道8車線のハイウェイが市内を走り、右・左から合流。市内の一般道では、クラクションは今まで行った都市で最もうるさく、街中の生け垣に車がひっくり返っているような事故を何度も見かけ、赤信号の後半からアクセルを踏み青信号に鳴った途端トップスピードになる。少しでも遅れると10台後ろの車あたりまでクラクションを浴びさせられる。そんな交通ルールを目の当たりにするのも、海外での貴重な経験ですよね。国によって、どのメーカーの車が多いかを見るのも、貿易の関係なども垣間見れて面白いです。さすがトヨタは安定して世界各国で人気です。

アメリカで初めて気づいた、クラクションの新しい使い方があり、これにはビックリしました。スーパーの駐車場などにいると、あちらこちらからクラクションの音がシンフォニーを奏でます。その音は、街中でよく聞く自己主張強めの「ぶーーーー」ではなく、遠慮目の「ぷぅっ」という音です。最初は駐車場でぷぅっ、ぷぅっ何事だと???でしたが、何度も経験しているうちにある法則に気づくことができました。

車を降りて5m離れたあたりで、車のキーをかざした後に反応するように鳴っているのでした。閉め忘れ防止のためにクラクションを鳴らすあたり、閉め忘れの確認に車に戻りたくない性格なのか、車上荒らしの可能性があるからこそ厳重な対策というのか、同じ車でも仕様が異なるのも興味深いです。

横断歩道では人が神様 その他は車 First

日本では、信号がない横断歩道では、教習所の教科書的には歩行者に道を譲りましょうと教わりますが、そこは形式だけで車の合間を歩行者がタイミングを見計らって渡るという文化が一般的だと思います。しかし、海外では歩行者は横断歩道では神様のように扱って必ず車は道を譲ってくれます。ただし横断歩道以外では容赦なく譲る気配は皆無です。

また、一括りでまとめるのも宜しくないかもしれませんが、歩行者は日本では赤信号はきちんと守る事が多いでしょうが、海外、特にニューヨーカーは、赤信号でもどんどん道を渡っていきます。これも、海外では一方通行の道が多いので片側だけ気にすれば問題ないことも関係していて、街の区画作りが車道中心で組み立てられている文化背景の違いも関係していると思います。

各国それぞれの発見

世界各国に行くと、毎度毎度新しい発見に気づかされます。日本と勝手に比べてしまい、日本もこうだったらいいなとふと思ってしまうこともありますが、豪に入れば郷に従え、全ての物事には理由があるんだろうなと思いを膨らますのがKOUの旅行の楽しみ方の1つです。

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